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売掛金・未収入金、買掛金・未払金の違いは?

2021-09-24

自分の会社の財務状況を把握するために、経営者は貸借対照表の見方を理解する必要があります。しかし勘定科目の売掛金・未収入金、買掛金・未払金の違いを理解できているでしょうか。

今回の記事では、一見紛らわしい勘定科目の違いについてご説明します。

目次

売掛金と未収入金の違い

売掛金と未収入金の違いは、どちらも貸借対照表上の資産の部にある債権の科目です。
売掛金は営業活動により、サービスや商品を販売した対価の債権であり、現金で回収するものです。通常の商取引では、一定期間に発生した取引分をまとめて翌月などに請求します。

例えば、12月中に20回の取引があった場合には、月末に締めて20回分の取引をまとめた請求書を発行し、1月末に売掛先企業から支払ってもらう形です。業種によっては「工事未収入金」や「営業未収入金」と記すこともありますが、営業活動にかかる債権なので売掛金として考えます。

売掛金を立てる場合は、売掛先企業の信用力を確認する必要があります。売掛金が回収できなくなった場合には、資金繰りが困窮してしまう恐れがあるからです。取引を始める前には、売掛先の信用力を確認するために信用情報などのデータを確認したり、経営者と面談して問題ない人柄かを確認したりしましょう。

また、売掛金の回収サイトが長くなれば長くなるほど、資金繰りは苦しくなります。資金繰りを改善したい場合には、回収サイトを短くできるように売掛先企業に交渉しましょう。

一方で未収入金は、商品や製品以外のものを売却して得た収入の債権です。具体的には、車両や機械などの固定資産や備品などを売却した際に後から入金される債権などが該当します。回収までに1年以上を有する物については長期未収入金です。

このように、営業活動に関係する売上で現金で回収する債権が売掛金、営業以外の売上で未回収の債権が未収入金と覚えておきましょう。

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買掛金と未払金の違い

買掛金と未収入金は、どちらも貸借対照表上の負債の部にある科目で確定済の債務になります。

買掛金は、営業活動で必要になる商品や材料の仕入代金や外注費などを後払いする債務です。取引先から一定期間分をまとめた請求をされて、支払期日までに支払います。買掛金の支払いサイトが短いと資金繰りを圧迫させるので、支払いサイトをなるべく延ばせるように交渉してみましょう。

未払金は、本来の営業と結びつかない事務用品や備品を購入して後払いをする際に使う科目です。営業に関係する支払いで、現金で支払いする予定の債務が買掛金、営業以外の支払後払いになっている債務が未払金と覚えておきましょう。

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売掛金には時効がある

売掛金には時効があります。2020年4月以降に発生した売掛債権の請求書の時効は、売掛金の支払期日から5年間です。

売掛金の決済をしてもらえない場合には、請求書を何度も送ったり、支払いを催促することができます。しかし相手に支払う気がなく、5年間請求先に支払を無視され続けた場合は時効となってしまうのです。時効が成立したら請求先は支払の義務がなくなり、売掛金の回収ができません。

ただし、内容証明を利用した催告をすれば、時効の完成が6ヶ月猶予されます。内容証明による請求の「催告」について、民法150条で以下のように記載されています。

(催告による時効の完成猶予)
第百五十条 催告があったときは、その時から六箇月を経過するまでの間は、時効は、完成しない。
2 催告によって時効の完成が猶予されている間にされた再度の催告は、前項の規定による時効の完成猶予の効力を有しない。

この通り、内容証明を利用した催告により時効の完成が6ヶ月猶予されます。しかし、支払うつもりがない企業に何回依頼しても売掛金が回収できることはないでしょう。

裁判をするのは精神的・金銭的に負担です。特に売掛金が小さな金額の場合は、回収できる金額より弁護士費用のほうが高くなることもあるので、裁判になるのは避けたいところです。

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まとめ

売掛金と未収入金、買掛金と未払い金、それぞれ、営業活動に関係するかどうかにより区別されていることを説明しましたが、ご理解いただけましたでしょうか。

また、売掛金に関しては未回収リスクがあることを把握した上で、掛取引を行う前にしっかりと取引先の与信を見極める必要があります。

売掛金を確実に回収する方法として「ファクタリング」があります。ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に手数料を支払うことで買い取ってもらう資金調達方法です。売掛先の業績に不安がある場合などには、ファクタリングを活用して確実に回収できるようになります。

ファクタリングとよく比較される手形割引は、手形を金融機関などで割り引いて(買い取って)もらうことで資金調達できる方法ですが、手形を発行した企業が貸し倒れた場合には裏書人に遡及されます。ファクタリングは売掛先企業が貸し倒れても、ファクタリング会社に買い取ってもらえば補填する必要がない点も安心です。

ファクタリングは、銀行融資よりも審査から資金調達までの時間が早いのもメリットです。売掛債権を確実に回収したいというニーズと資金繰りの安定のために資金調達をしたい場合には、ファクタリングの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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