Article
請求代行・決済代行のお役立ち記事
催告書とは 文例や注意点をわかりやすく解説

催告書とは 文例や注意点をわかりやすく解説

企業間で売掛金の未入金が発生し、再三入金を求めたにもかかわらず入金してもらえないことがあります。そのような場合に催告書を送付することが多いと思います。しかし、いざ催告書を作成する場合に、どのような文章を書けばよいか頭を悩ませる担当者もいるでしょう。

そこで本記事では、催告書を作成する際の注意点や文例について解説します。

目次

催告書とは

催告書とは、債権者から債務者に対し債務の履行を求める書類です。多くの場合、金銭の支払いを求めることを指します。たとえば、クレジットカードの支払いやキャッシングの返済、家賃の振込や納税などが滞ったときに送付されます。

なお、債務の履行を求める書類というと督促状を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。督促状も催告書と同様に、金銭の支払いを要求するための書類であり、名称が異なるものの支払いを促すという意味で催告書と同じ性質の書類です。以下では、金銭の支払いを要求するための書類を催告書と呼んで説明していきます。

資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

催告書の役割

催告書の内容や送付日を客観的な記録として残すには、内容証明郵便を利用しましょう。

なお、内容証明郵便を利用する場合、一般書留とする必要があります。さらに、配達証明付きの内容証明郵便にすることで、相手が受け取った事実と受取日を客観的な記録として残すことができます。

このような内容証明郵便を利用し、支払わない場合は法的措置に移行するなどと記載することで、債務者に対して「法的措置が取られるかもしれない」と伝えることができ、支払いを促す効果が見込まれます。

債務者との交渉がまとまらない場合には、法的手段に訴えることになるでしょう。そのような場合に、内容証明郵便を利用した催告書は、債務者にどのような内容をいつ伝えたかということを証明する証拠として利用可能です。言った・言わないの水掛け論になることを防ぎます。

なお、債権には消滅時効がありますが、催告をしたときは、その催告をした時から6か月を経過するまでの間は、時効は完成しません。ただし、催告をしてから、その6か月以内に支払いを求める訴訟を提起するなどしないと、時効が完成してしまいます。催告を繰り返してもさらに6か月時効の完成が猶予されることにはなりません。催告による完成猶予は一度しかできない点に注意してください。

資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

催告書の構成とひな形

催告書の一般的な構成要素は次のとおりです。

  • 債務者(受取人)の住所氏名
  • 債権者(差出人)の住所氏名
  • 作成年月日
  • 「催告書」という表題
  • 対象となる債権の内容・金額・期限
  • 支払いが期限を過ぎてもされていないこと
  • 指定した期日までに支払い確認が取れない場合に法的措置をとること

催告書の文例を紹介します。作成時の参考にしてください。

催告書を内容証明郵便で送付する場合、送付用の文書とその謄本2通(差出人及び郵便局が各1通ずつ保存するもの)の作成が必要です。謄本の字数・行数には制限があり、句読点などの記号も1文字として数えるため注意が必要です。また、郵便物の料金と一般書留の加算料金に加えて、内容証明の加算料金が謄本の枚数に応じて必要になります。

謄本の字数・行数の制限は次のとおりです。

縦書きの場合:1行20文字以内、1ページ26行以内
横書きの場合:次の3つから、書きやすいものを選ぶことができます。

  • 1行20字以内、1ページ26行以内
  • 1行13字以内、1ページ40行以内
  • 1行26字以内、1ページ20行以内

配達証明付き内容証明郵便の料金の目安は次のとおりです。(2022年1月時点)

  • 普通郵便:84円
  • 内容証明料:440円(2枚目以降 260円/枚)
  • 書留料:435円
  • 配達証明料:320円
資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

催告書に関する注意点

内容証明郵便により送付する催告書は、債務者に支払いを促すための手段の一つとなります。しかし、注意点として、催告書を送付することにより債務者との関係にひびが入る可能性を考慮する必要があります。

資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

まとめ

催告書の意義、文例、注意点について解説しました。催告書を内容証明郵便で送付することにより、債務者にどのような内容をいつ伝えたかということを証明する証拠として利用可能になります。債権の時効完成が催告のときから6か月猶予される点もポイントです。

内容証明郵便には、謄本の字数・行数の決まりがある点を押さえておきましょう。なお、催告書により債務者との関係にひびが入る可能性もあるため、催告書の作成には注意が必要です。

資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

資料ダウンロードはこちら(無料)
お問い合わせ・ご相談はこちら
実際のデモ画面を見る
インボイス制度の解説セミナーはこちら
マネーフォワード ケッサイについてはこちら
プラン・料金はこちら

FAQ

Q 与信管理とは?

A

与信管理とは、取引先の信用状況や売上債権を管理することです。例えば、取引先の信用状況を把握し、取引をするかどうか、あるいはどの程度の規模の取引をするか決めることなどを指します。

Q 与信管理はなぜ必要?

A

与信管理が必要な理由として、以下の点が挙げられます。
・資金繰りを安定させるため
・利益を確保するため
・連鎖倒産を防止するため

Q 信用リスクって何?

A

信用リスクとは、取引先が倒産し、売上債権の回収ができなくなるリスクのことです。損失につながるため、信用リスクを常に意識した取引が必要になります。

Q 請求代行サービスのメリットは?

A

請求代行サービスを利用するメリットは、信用リスクを減らすことができる点です。万が一売掛先企業が貸し倒れてしまい、売掛金が回収できなくなったとしても、請求代行サービスが売掛金を保証します。これにより、新規の取引先を開拓しやすくなることが期待されます。

Moner Forward Kessai

【監修】マネーフォワードケッサイ株式会社

請求業務に関するお役立ち情報を、マネーフォワードケッサイ株式会社が提供いたします。マネーフォワード ケッサイは、掛け売りに必要な与信審査・請求書の発行発送・入金管理・未入金フォローなど、請求にかかわるすべてのプロセスを代行する企業間請求代行・決済代行サービスです。

受賞歴:ITreview Grid Awardにて、最高評価である「Leader」を受賞

関連記事

入金遅延の対応方法とは?リスク管理の重要性なども合わせて解説

入金遅延の対応方法とは?リスク管理の重要性なども合わせて解説

請求書の締め日とは?支払い日の決め方や入金されないときの対応も解説

請求書の締め日とは?支払い日の決め方や入金されないときの対応も解説

「請求代行」お役立ち資料ダウンロード

請求業務の効率化に役立つ資料や「マネーフォワード ケッサイ」のサービス紹介資料を用意しています。

この記事を読んだ方におすすめの資料

請求業務の見直しで売上アップを図るコツ請求業務の見直しで売上アップを図るコツ

請求業務の見直しで売上アップを図るコツ

決済代行・請求代行サービス比較決済代行・請求代行サービス比較

「請求代行サービス」選定5つの比較ポイント

  • Money Forward Kessai 面倒な企業間の請求業務はまるごとおまかせ!請求代行サービスについて
  • インボイス制度・電子帳簿保存法への取り組みについて詳しくはこちら
  • 3分でわかる!サービス紹介資料 企業間後払い決済・請求代行サービス ダウンロードはこちら

おすすめ記事