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2者間ファクタリングのメリット・デメリット

2021-09-24

資金調達と聞くと、銀行融資が真っ先に思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。しかし、銀行融資は審査から融資実行までに時間がかかることが多く、突発的な資金ニーズが発生した場合には対応が難しい可能性があります。そこで活用を検討できる資金調達手段がファクタリングです。この記事では、ファクタリングの中でも資金化が早い、「2者間ファクタリング」についてご紹介します。

目次

2者間ファクタリングとは?

2者間ファクタリングとは、ファクタリング利用者(売掛債権の債権者)とファクタリング事業者の2者で契約を結ぶファクタリングです。売掛債権を支払い期日より前にファクタリング事業者に売却し、売掛金額から手数料を差し引いた金額がファクタリング利用者に入金されます。本来の売掛債権の支払い期日には、一旦ファクタリング利用者の銀行口座に入金され、その資金をファクタリング事業者に振り込む流れです。

3者間ファクタリングに比べて、2者間ファクタリングのほうが早く資金化が可能です。

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2者間ファクタリングのメリット

ここでは、2者間ファクタリングをおすすめする理由を3つ紹介します。

売掛先企業への通知が不要

売掛先企業にファクタリングを利用することを知られると、業績に不安を感じられてしまう可能性があります。しかし2者間ファクタリングは、ファクタリング事業者と売掛先企業が直接やりとりをすることがないため、第3者にファクタリングの利用を知られる心配もありません。そのようなリスクを避けられる点が、2者間ファクタリングを利用するメリットです。

最短即日の資金化が可能

2者間ファクタリングを提供するファクタリング事業者によっては、申し込みから最短即日での資金調達が可能な場合もあります。

銀行融資の場合、新規で依頼するとまず企業自体の格付をしてから案件の妥当性の審査をするので、実際に資金調達できるまでには2週間~1カ月の時間がかかります。そのため、1日でも早く資金調達をしたいという場合には、2者間ファクタリングの活用を検討してみるといいでしょう。

償還請求権がない

2者間ファクタリングの契約の多くには、償還請求権がありません。売掛先企業が倒産して売掛債権の回収ができなかった場合に、ファクタリング利用者が弁済をする必要がないということです。売掛手形を買い取って資金化する手形割引の場合、売掛手形の発行者が債務不履行となった場合に裏書人が遡求されるので、その点も2者間ファクタリングを利用するメリットといえるでしょう。ただし、回収できなくなるリスクも鑑みて、手数料は高めに設定される傾向にあります。

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2者間ファクタリングのデメリット

それでは、2者間ファクタリングを利用するデメリットはあるのでしょうか。

審査が厳しい傾向にある

3者間ファクタリングは、売掛債権の決済時に売掛先企業から直接ファクタリング事業者に入金が行われます。一方、2者間ファクタリングは、売掛債権の支払い期日に直接ファクタリング事業者に売掛金が入金されません。そのため、ファクタリング事業者にとって、売掛金の回収ができなくなるリスクがあるのです。

このように、3者間ファクタリングに比べると2者間ファクタリングのリスクが高いので、ファクタリング事業者が不利益を被らないように2者間ファクタリングの審査は厳しくなる傾向にあります。

手数料が高い

上述の通り、3者間ファクタリングに比べると2者間ファクタリングのほうがリスクは高くなるので、手数料は高くなる傾向にあります。ただし、最近増えてきたオンライン完結のファクタリング事業者は、運営コストを下げることにより手数料水準も下がってきています。従来の2者間ファクタリングの手数料率は10%~というのが一般的でした。しかし、オンライン完結のファクタリング事業者の中では、審査の内容にもよりますが手数料1%~利用できる事業者もでてきています。

売掛債権額の範囲しか資金調達ができない

2者間ファクタリングに限らずですが、ファクタリングは売掛債権額の範囲しか資金調達ができません。売掛債権額以上の資金調達をしたい場合には、ファクタリングは対応していないということです。

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まとめ

2者間ファクタリングは、売掛先企業にファクタリング利用の許可を得る必要がなく、その他の資金調達方法と比べても早く資金化できるのがメリットです。償還請求権がないファクタリングを利用すれば、売掛先企業が倒産して売掛債権を回収できなくてもファクタリング利用者が弁済する必要もありません。

ただし、3者間ファクタリングに比べると審査が厳しい傾向にあったり、手数料水準が高くなったりする点はデメリットです。また、売掛債権額の範囲でしか資金調達ができないので、売掛債権以上の大きな金額を調達したい場合には向きません。

このようなメリット・デメリットを充分に比べてから、2者間ファクタリング利用を検討してみましょう。

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