CASE
導入事例

スムーズなシステム連携により約1か月でサービス開始。請求業務の工数を3人分程度削減し、よりスピーディーかつより丁寧なお客さまサポートの提供が可能に。

日産自動車株式会社

日産自動車株式会社

課題・背景

  • 旧サービスの終了に対して新サービスを事前に開設しておくために、請求代行を導入する必要があった

  • サービスの利用者増にともない、旧サービスにて手作業で行っていた請求業務や回収業務の負担が大きくなっていた

  • 新サービスでは申し込みの確認や与信審査にかかる時間を短縮し、サービス提供までの時間を短縮したかった

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効果

  • スピーディーに社内システムとの連携を進め、導入を決めてから1か月程度で請求代行を導入

  • 請求業務の工数を3人分程度削減した他、サービス運営担当者が入金状態を確認できることでお客さま対応がより円滑に

  • 申し込みフォームの送信から与信審査まで自動化されたことで、利用開始までにかかる期間が短縮し顧客体験が向上

「高速道路のSA/PAや日産の販売店舗など、全国の急速充電や普通充電スポットをご利用いただける充電サービス『日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3』を提供しています」

御社の事業内容を教えてください。

私たちは、自動車メーカーとして全世界のお客さまに最高の車をお届けすることを使命に、日産の強みである電動化技術が詰まった電気自動車(EV)や、そのEVを中心とした新たな事業を創出、ご提供しております。

今回、マネーフォワード ケッサイを導入した「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(以下、ZESP3)」は、EVにお乗りの方で、1日で長距離を運転されるお客さまや、商業施設などでお買い物を楽しみながら充電されるお客さま、日産販売会社などに立ち寄られて充電されるお客さまに向けて、専用充電カードをかざして全国の急速/普通充電器を簡単にご利用いただける充電サービス「ZESP3」を2019年12月から展開しています。

「取引先数の増加による請求業務負担と、与信審査の工数増によるサービス提供開始の遅れを未然に防ぐ必要がありました」

なぜ請求代行の導入を検討されたのですか?

クレジットカードでの対応が難しい法人のお客さま向けに自社で請求書払いを提供していましたが、EV(電気自動車)の普及による取引先数の増加で請求業務の負担が大きくなっていました。また、請求書払いを提供するために与信審査が必要ですが、増加する取引先に対して与信を自社で対応しているとサービス提供までに時間がかかってしまう懸念がありました。
EVをお乗りのお客さまにとって充電サービスは「生活インフラ」とも言えます。旧サービスの終了と代替の新サービスの開設はシームレスである必要性がありました。

マネーフォワード ケッサイの導入を決めた理由は、社内システムとの連携のしやすさ導入にかかる期間の短さ与信審査のスピードの速さです。

まず、既存の社内システムとの連携が課題でしたが、マネーフォワード ケッサイはAPIが公開されており社内システムとの繋ぎ込みがスムーズに進められると考えていました。
旧サービスの終了までには「ZESP3」の法人向けサービス(請求書払い)のご提供を開始しなければならなかったので、システム連携以外の点も含めてサービスの提供開始日に間に合う短期間での導入プロセスを提示してくれた点は大きかったです。

「請求業務の工数を3人分程度削減できた他、よりスピーディーかつより丁寧なお客さまサポートの提供が可能になりました」

マネーフォワード ケッサイを導入していかがでしたか?

導入に関しては、社内システムとの連携をスムーズに進行する事ができました。申し込みから1か月程度で終えることができ、「ZESP3」の法人向けサービス提供開始予定日に間に合わせることができました。

また、導入前に最も気になっていた与信審査のスピードと通過率に関しても、お客さまの法人番号の入力ミスなどを除いては概ね通過している他、その日のうちに審査が完了する場合が多く満足しています。

導入のメリットとして特に感じていることは、請求業務の工数削減とお客さま対応の質の向上です。

請求業務に当てていた3人分の工数がゼロになり、事業メンバーだけで請求業務を行える体制になりました。
加えて、サービス運営メンバーが他部署を介さず入金情報の確認できることで、お客さま対応のスピードが向上していると感じています。

また、これまでは未払いや過払いなどのお問い合わせもすべて弊社のサポートセンターで対応していましたが、決済・請求周りの問い合わせに関してはマネーフォワード ケッサイのサポートセンターに対応していただけるようになり、お客さまにより丁寧で親切な対応ができるようになりました。

「独自の請求システムとの連携性を理由に請求代行の導入に踏み切れていない企業様ほど、おすすめのサービスです」

最後に、今後の展望と導入を検討されている企業様へのメッセージをお願いします。

これからの未来、EVはもっと日常的に使われるクルマになっていると思います。そのような時代の流れや変化するお客さまのニーズに対して、充電設備の拡充と充電サービスの形態は様々に変化していく過渡期と言えます。お客さまに最も良い形で充電設備やサービスをご利用いただけるよう、今後も更なるアップデートに取り組んで参ります。

請求業務に関しては企業ごとで独自のルールを採用しているケースが多く、決済代行の導入に難しさを感じる方は多いと思います。そういった企業様こそ、システム連携がしやすく導入までのサポートが手厚いマネーフォワード ケッサイを利用することで、請求業務に費やしていた時間をより付加価値の高い業務にあてることができると思います。

日産自動車株式会社

本社所在地:〒220-8686 神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号
主な事業:自動車の製造、販売および関連事業
設立:1933(昭和8)年12月26日
2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体におけるカーボンニュートラルを実現する新たな目標を発表しました。その目標の達成に向け、2030年代早期より、主要市場に投入する新型車をすべて電動車両とすることを目指し、電動化と生産技術のイノベーションを推進します。


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