CASE
導入事例

事業立ち上げ時から自社内の業務フローに組み込むことで、請求業務の自動化と効率化を同時に実現。

LINE株式会社「LINEスキマニ」

LINE株式会社「LINEスキマニ」

課題・背景

  • 社内における法人企業への請求フローが煩雑で効率化したかった

  • 利用申込時のフローに組み込めるような柔軟な請求システムを探していた

  • 新規事業のため、取引先の急拡大も見据えた請求フローを構築したかった

↓

効果

  • 請求業務をアウトソーシングすることで、少ないリソースで迅速な請求が可能になった

  • 柔軟なAPIにより、申込みフローに請求フローを組み込むことができた

  • 取引先の増加に対してもリソースの追加なく対応できるようになった

「スキマ時間を活用して働きたいユーザーとシフトの穴を補いたいお店をつなぐマッチングサービスを提供しています。」

御社の事業内容を教えてください。

当社の事業は、アルバイトのマッチングサービスで「急に予定がなくなった」「数時間だけ空いている」というユーザーのスキマ時間と、お店側で発生してしまったシフトの穴を補うべく、両者をマッチングして双方に価値を提供するサービスを行っています。

ギグワークと呼ばれる、隙間時間を活用したアルバイトに関しては「Uber Eats」を皮切りにだんだんと社会に定着してきたかなと思っています。また、コロナ禍で今まで入っていたアルバイトのシフトに入れなくなったという方が、代わりの仕事を探す為にギグワークを活用されるというケースも増えてきていると感じています。

今回、法人のお客様へのサービス利用料金の請求に、マネーフォワードケッサイを導入しています。

「個人事業主も含めた多くの中小規模事業者様にもスムーズに使用していただけるよう、請求業務を効率化しておく必要がありました。」

なぜ請求代行の導入を検討されたのですか?

当サービスは新規事業として立ち上げたものなのですが、立ち上げ当初より飲食店のような小規模事業者様に多く使っていただくことを想定しており、且つサービス運営上もより多くの事業者様に使っていただくことが重要だと考えていました。サービス展開の中で取引先と取引数が増えていくことで請求業務の負担も増大することを予想していたので、予め効率的な請求フローを構築しておく必要がありました。

また、もう一点としては、当社内の請求業務の仕組みが複雑だったということがあります。自社内で請求書を発行して請求を行うとなると、それぞれの利用者様に対して個別対応が必要になる部分がありました。事業立ち上げ期でリソースが限られていたこともあり、自動化することによってこの作業負担を軽減したいと考えていました。

「システム面での柔軟性が高く自社内の業務フローに組み込むことができる点が選定の基準になりました。」

マネーフォワード ケッサイを選んだのはなぜですか?

「LINEスキマニ」では、お客様から利用申込を受けてアカウントを発行するまでを全て自動化しています。立ち上げ時にはこのフローを0から作っていたので、一連の流れの中に請求システムを組み込む必要がありました。その上で、当社のシステムと問題なく結合させられるシステム設計上の柔軟性が、導入するサービス選定においてとても重要なポイントでした。また、別事業でも既にマネーフォワードケッサイを導入しており、実際に使用する中で機能面での大きな不安がなかったことも理由の一つです。

「導入前に感じていた不安も迅速なサポートで解消され、今では業務運営上欠かせないシステムとなっています。」

マネーフォワード ケッサイを導入していかがでしたか?

今回は、当社の基幹システムと結合させることが前提となっており、不可逆な決断だったので慎重に進める必要がありました。その点、開発当初より両社のシステムチームでスムーズに連携することができたので、システム要件をちゃんと満たしてるか、見落としている要件がないかなど丁寧に確認しつつシステム設計を進めることができました。また、サービスリリース当初に発生した細かな修正にもかなり迅速に対応してもらうことができ、そういったサポートも大きな安心材料になりました。

現状としては、システム上何か問題が発生するということもなく請求業務自体はかなり円滑に運用できています。また、請求業務の専属担当者として人員を配置しないといけないということもなく、運営メンバーで対応することができています。

既に当社の業務フロー内に組み込んでいて、今後、請求システムを自前で構築することや、他社に切り替えるということは考えておらず、そういう意味ではかなり重要な部分をマネーフォワードケッサイが担っているなと思っています。取引先が増えれば増えるほど請求の業務負荷が増えていくのは事業運営でよくある課題だと思いますが、そこの心配がないというのは安心しています。

「請求業務をアウトソーシングすることで、メイン事業の拡大にリソースを集中させる方が良いと思います。」

最後に、今後の展望と導入を検討されている企業様へのメッセージをお願いします。

事業をさらに拡大して、スキマバイト領域でのナンバーワンサービスになることを目指しています。ワーカーさんが好きな時に好きな場所で働けて、お店の方も即時的に人手不足を補うことができる世界を実現する、というビジョンをもって運営しています。これからも、しっかりと価値を感じていただけるようにサービスを作っていきたいと思います。

私たちは、サービスを磨いていく部分やお客様への価値提供という本業の部分に集中したいと考えています。その中で、可能であれば請求業務のようなバックオフィス業務はアウトソーシングした方が良いのではないかと考えています。そこが当社がマネーフォワードケッサイを導入した大きなポイントでした。導入前に不安に感じていた、サポート体制など実際に運用しないと分からない非機能面に関しても、今でも問い合わせに対して迅速に回答をもらえたりと手厚くサポートしてもらえているので、そこは安心できると思っています。

LINE株式会社「LINEスキマニ」

コミュニケーションアプリ「LINE」およびLINEプラットフォーム上で展開するコンテンツ・サービス、その他ウェブサービス事業、AI事業の提供、運営

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