CASE
導入事例

口座振替への切替によって人為的なミスが減少し、請求業務に関わる人員も1/2程度まで抑えることができました。

株式会社UPSIDER

株式会社UPSIDER

課題・背景

  • 毎月の銀行振込に伴って発生するお客様の作業負担を、口座振替に切り替えることによって解消したい

  • イレギュラー対応や人為的ミスを含め、社内の請求処理業務を効率化したい

  • 口座振替への切替に際して、登録状況などの正確なデータを確認できるサービスを探していた

↓

効果

  • 口座振替への切替によって、お客様の毎月の振込事務負担を解消することができた

  • 必要書類の送付から返送受付、収納代行業者への登録まで一括で任せることができ、経理担当者の事務作業をほとんど解消することができた

  • 口座振替への切替状況を逐次把握できるようになったことで、お客様対応の質が向上した

「法人カードの提供を通して、決済という側面から企業をサポートしています。」

御社の事業内容を教えてください。

 当社は、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」をミッションに、法人カード『UPSIDER』およびビジネスあと払いサービス『支払い.com』の提供を通して、企業の成長を資金面でサポートするサービスを提供しています。
 お客様が利用された決済代金の口座振替での引き落としに際して、『マネーフォワード ケッサイ』を利用しています。

「イレギュラー対応や人為的ミスを解消し、請求業務全体の負荷を軽減するためです。」

なぜ請求代行の導入を検討されたのですか?

 『マネーフォワード ケッサイ』の導入前までは、毎月、請求金額と振込先口座情報をお伝えし、お客様に銀行振込をしていただく形で代金の回収を行っていました。請求から入金確認、消し込みまで非常にアナログな運用で行っていたことで、人為的なミスが発生したり、お客様がうっかり入金を忘れてしまい延滞してしまうといったことが発生していました。一連の請求フローを刷新することで、お客様が受ける負担を解消すると同時に意図せぬ延滞や誤入金などの発生を防ぎ、当社としても請求業務の負荷軽減を目指していました。

 業界としては、やはり口座振替による引き落としが主流であったため、口座振替による請求代行を提供しているサービスを中心に導入の検討を始めました。

「顧客サービスの質を向上させつつ、業務の効率化を実現できると考えたからです。」

マネーフォワード ケッサイを選んだのはなぜですか?

 導入の際に重視した基準としては大きく2点あります。

 1点目は、当社の請求フローとの親和性です。口座振替の登録までは数ヶ月の時間を要するため、契約後の数回の請求に関しては、銀行振込での対応をお願いしています。その際、口座振替の登録状況を確認し、いつから口座振替で引き落としされるのか、いつまでに銀行振込をお願いする必要があるのか、という点をお客様に明確にお伝えすることが重要になってきます。そのため、当社内でも口座振替が登録完了しているのかどうか把握しておく必要があるのですが、他社の請求代行サービスの場合、初回の引き落としが成立したことをもって登録完了とする、という場合が多く登録完了の連絡をいただけない場合がほとんどで、情報が明確でないことでトラブルが発生することを懸念していました。

 しかし、『マネーフォワード ケッサイ』では登録が完了した段階で通知を受けることができるので、現時点でどのようなステータスなのかを逐次確認する事ができる点を評価しました。

 もう1点は、当社の中の事務負担をどこまで軽減する事ができるのか、という点でした。

 当社は基本的にリモートで業務を行っている組織でもあるため、人手をかけて人海戦術で解決するという考え方ではなく、いかに効率的に業務処理を進められるか、その中でお客様へのサービス体験をどれだけ向上させられるかという視点を重要視しています。

 その点では、お客様への口座振替依頼書の送付から返送受付、収納代行業者への登録まで当社が介在する事なく一括でお任せできる『マネーフォワード ケッサイ』が非常に理想的でした。また、引き落としが成立しなかった際の再請求も行なってもらえるので、銀行振込の場合と比較すると代金の回収率に関しても大きく改善できています。

▼「マネーフォワード ケッサイ」の口座振替サービスについて 詳細はこちら
https://mfkessai.co.jp/kessai/solution-account-transfer/top

「事業規模や取引数の拡大に関わらず、請求業務に関わる人員を1/2程度まで抑えることができています。」

マネーフォワード ケッサイを導入していかがでしたか?

 請求や代金回収に関わる部分なので、ミスなく確実に業務が遂行される必要があり、導入の際は請求通りに引き落としが完了するのか、APIのデータ連携は機能するのか、消し込み処理でエラーが発生しないか、といった点が不安ではありました。

 しかしながら、実際に導入したところそういった問題はありませんでした。請求や連携も問題なく機能しており、代金回収後の消し込み作業まで含め、経理の人間が一切介在せずエンジニアによるデータ処理だけで対応できています。経理担当者の作業としては、処理された状態のデータを管理画面で確認するだけで良く、イレギュラー時の対応を除くとほとんど作業が不要になっています。

 導入当時から比べると請求の件数も金額も数倍に拡大しているのですが、もし銀行振込だけで回収していた場合には、3人から4人配置する必要があったと想定されます。現時点では、おおよそ半数のお客様に口座振替をご利用いただいていることで、その人員をおおよそ1/2程度に抑えることができていますので、いかに業務が効率化され作業負担を軽減できたかを実感しています。

「事業を発展させていく中での、強力なパートナーとして検討されることをおすすめします。」

最後に、今後の展望と導入を検討されている企業様へのメッセージをお願いします。

 今後も、引き続き法人カード「UPSIDER」およびビジネスあと払いサービス「支払い.com」を成長させていきたいと考えています。法人カード事業の業界には、依然として成長段階にあり多くのプレーヤーが参入していますし、競争も激しくなっています。ただ、当社としてはそういったプレーヤー全員が、一緒にBtoB決済サービスを向上させていく仲間だと考えているので、切磋琢磨しつつユーザーに対して優れたプロダクトを広めていきたいと考えています。

 その中でも、既存のサービスが満たせていなかったニーズを把握して、ユーザーに寄り添ったサービスを提供している『マネーフォワード ケッサイ』は心強いパートナーだと考えています。当社の場合でも、お客様への請求フローがスムーズになり回収率も改善され、また、社内の業務負荷を劇的に軽減することができたので、DXを推進している企業にとっては、『マネーフォワード ケッサイ』といかに協力して事業を進めていくかとういう視点で検討されることをおすすめします。

株式会社UPSIDER

UPSIDERは、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」をミッションに、法人カード「UPSIDER」およびビジネスあと払いサービス「支払い.com」を提供しています。両サービスは、スタートアップから上場企業まで、20,000社を超える多くの企業にご導入いただいています(2023年5月現在)。

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