自社のニーズに沿った柔軟な資金調達計画が実現でき、社内調整や金融機関との交渉等資金繰り業務を軽減することができました。
情報システム部門向けのITコンサルティング及び製品販売代理店業務を主軸とし、”人と組織の育成と自立”を目指した支援を行うことで、社会全体のITを使いこなす風土作りと投資戦略可能な基盤作りに貢献するべく運営しています。
近年、ITの発展が目まぐるしく、従来のシステムや考え方では適合しない部分が増加し、セキュリティや工数、属人化等の面で問題が顕在化するケースが多くなっています。製品や環境の違いによる多種多様な課題が発生する中で、ベンダーフリー企業である当社の強みを活かして課題解決を支援し、ITと共に自在に変化適応できる組織へ再設計し企業価値を最大化するためのご支援をしています。
当社はメイン事業であるコンサルティング業務に加えて製品の販売代理店も行っており、販売代理店業務も急成長し大型案件獲得に繋がった結果、仕入先ベンダー企業に対して当社の与信枠上限を超える規模の発注が生じました。従来は後払いでの支払いが、与信枠上限を超えた発注規模によりベンダー企業から前払いでの支払いを求められ、資金繰りを調整する必要が発生しました。
また、販売代理店業務の性質上デジタル商品のために在庫の概念がなく、顧客先との調整も調達直前まで続くことから当社内での資金繰りの予測が非常に困難なケースもあり、従来よりも工数をかけずにスピード感を持って資金調達ができる方法はないかと模索しておりました。
従来は金融機関からの紐付融資で案件整理をしていたのですが、速度感が折り合わず、案件規模によっては調達が困難なケースも発生し、課題を解決できる選択肢を探しておりました。
ベンチャーデットやRBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)、クレジットカードでの請求書立替払サービス、ファクタリング等、あらゆる方法を試験的に運用し、一括で大きな金額を借りるのか、月毎で金額面も柔軟に相談できた方が良いのか、他社サービスとの併用は可能か、手数料率はどうか、申請審査の期間や社内での工数は少なく済むか等、総合的に比較検討を行いました。その結果、他サービスと併用する形で『マネーフォワード トランザクションファイナンス for Startups』の利用が定着した形です。
最終的な判断の基準は、”スピード感”と”柔軟性”でした。突発的な相談にもかかわらず親身に状況を聞いてもらえた上で短期間で提案や比較案をいただき、非常に助かりました。「この期間内にこの金額規模で調達したい」という当社の希望を満たす形での提案を受けることができ、他社サービスでは当社の入出金サイクルに合致せず課題として残っていた期日調整に対しても、『マネーフォワード トランザクションファイナンス for Startups』では柔軟に入金日、返済日を調整してもらうことができました。
加えて、債権譲渡登記や会計上で借入科目として表面化させずに資金調達可能な部分も、非常に有難い点でした。
従来資金繰りの必要性が生じた際には、社内調整を行いつつ、並行して金融機関との交渉を行い、調整完了の目処が立つ直前まで安心できないという状況でした。そのため担当者の精神的な負荷が大きい点も課題でしたが、『マネーフォワード トランザクションファイナンス for Startups』を活用後は、スムーズな資金調達を行なうことができています。社外交渉の結果次第で左右されていた状況を、社内計画をベースに進めることが可能になり安定した資金繰り調整を行えるようになりました。
当社は、新たな販路開拓や新規メニュー開発等によりこれからも多くの情報システム部門様を支えるべく一括提案可能な業態化を視野に入れた事業拡大をしていく計画ですが、全国規模で活動していく為には人材確保や先行投資も必要になります。資金繰り安定化とメニュー定着化までの繋ぎとして『マネーフォワード トランザクションファイナンス for Startups』を今後も活用していこうと考えております。
同時に、小規模借入では資金が安定しづらいフェーズの企業や、大型案件の交渉に期間を要したり月の売上変動が大きな企業、赤字や債務超過の状態で金融機関との交渉が困難な企業等、多様な企業にとっても有効性の高い資金調達手段として検討価値の高い選択肢だと思います。
情報システム部門のコンサルティング専門家集団です。ベンダーに縛られず自社運営と自立を目標とした、ゼロトラストを現実的に実装できる国内唯一のコンサルティング会社となり、設計から実装までをサポートします。スタートアップのIPO 監査、グローバルエンタープライズの内部統制、そして政府機関の情報漏洩対策まで、業種や規模を問いません。
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